付録付き豆本「粒選り豆パズル」一粒目

付録付き豆本「粒選り豆パズル」を企画し、作った。

「一粒目」は、大阪城大手門不可能継手 閂付 (おおさかじょうおおてもんふかのうつぎて かんぬきつき)。

パズルショップ・トリトさんに納品した。

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豆本と豆パズルのセット。1,200円+消費税。

パッケージ内寸は50x60x14ミリ。

豆パズルはアクリル樹脂の削り出しなので、

いわば、ひとつひとつが現物合わせの一品物。

 

アクリル樹脂の削り出しは、キャストパズルの原作で使ってきた技法。

もとより量産に向かない手法だけれど、手応えのある質感を後世に伝えたく思い、

敢えて、若者に買っていただけるよう廉価で販売することにした。

 

仕上げ研磨はそこそこ手抜きしてあるけれど、メカニカルな動きに不備はないので、

どうぞご安心してお買い求めください。

(いずれ、大人のコレクターさんに向けた高精度高価格のものも作るかもしれない。)

小枝blockの二足歩行ロボ

試行錯誤を経て、納得のいく歩行をするようになった。

二足歩行ロボ歩行動画(クリックするとメディアプレイヤー等が開きます

解説のページは下の画像をクリックしてどうぞ

小枝blockの二足歩行ロボ

小枝blockの二足歩行ロボ

蛇足だが、iPhoneのiOS7のコンパスアプリの水準器が、

傾斜面を測定するのに役に立った。

「小枝block」を設計する動機になった言葉

「森永のチョコレート「小枝」で何か出来ませんか?」
というオファーが来たとき、
[問題‐正解]という形式の「パズル」でなくて、
作ったり分解したりするブロック玩具にしようと思った。

それはなぜかというと、この動画がとても印象的だったから。

「また再建しましょう!」
これだ! と思った。

単一(Identical)のユニットを集めて、いろいろな物体を構築する。
壊して、また違うものを作る。
何度も繰り返し、新しいものを作る。
そういう強靭(Resilient)な玩具を設計したいと思った。

で、それが出来た。2012年の秋に製品化・発売。
新しい「組み立て例」を継続的に発表するサイトも作った。

現在でも、毎週日曜に、新しい「組み立て例」を発表している。
最近は、動きのあるものを作って、動画を撮ったりしている。
すべて、一箱分(56ピース)以内でできるもの。

玉転がし装置
ししおどし
ボウリング
扇風機

どうぞ、リンク先の動画をお楽しみくださいませ

「スクリーニング学研究会」ロゴデザイン

スクリーニング学研究会」のロゴマークをデザインさせていただいた。

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「スクリーニング学研究会」は、

HTS(ハイスループットスクリーニング)等の「スクリーニング」を単なる一技術としてではなく、ひとつの研究分野として捉え、「スクリーニングとその周辺」についてオープンなディスカッションの場を提供することで、この分野の発展に寄与することを目的にしています。

とのこと。
この趣旨を形にするため、「スクリーニング」について少々勉強した。

薬ができるまでには、膨大な回数の実験が必要なのだなあ。
というのが正直な感想。

ピペットや分注器の先からアッセイプレートに落ちる液滴が、
最も象徴的な図像に思えたので、このデザインにした。

言葉にすると野暮だけれど、ピペットの液滴の形は「!」を意識した。

「小枝block+スマホ」の相性の良さ

まずは「動画撮影用スマホスタンド」の、組み立てかた説明動画から。
MP4形式(動画) ファイルサイズ: 6.7MB 長さ :00:04:26
(iPhoneなどFlash Player未対応の端末は こちらをクリック )

次に、「スマホ用マイクスタンド」で収録した音声コンテンツ。
MP3形式(音声) ファイルサイズ: 3.3MB 長さ :00:03:31
「トリトでパズル談義」ゲスト:みゅー さん
(上のリンクをクリックすると、メディアプレーヤー等が起動すると思います)

この2つのアイテムの、使い勝手の良さには、
小枝ブロックを設計した私自身がびっくりした。
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